イベント
わくわくの森キャンプ
開催日 | 8月12日(金)~15日(月) 3泊4日 |
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会場 | 高尾の森わくわくビレッジ |
対象 | 小学3年生~6年生 |
参加費 | 16,800円(税込み) |
定員 | 30名 ※応募者多数の場合は抽選となります。 |
「テント泊」「野外炊さん」「キャンプファイヤー」「はじめて出会う仲間との集団生活」
など学校や家庭ではなかなか出来ない活動をします。
3泊4日のキャンプ期間中は、キャンプの専門家やボランティアリーダーが
子どもたちと生活を共にして、 安全を確保しつつ、子どもたちの体験をサポートします。
キャンプでの様々な経験や新たな出会いが、 子どもたちの成長のきっかけになるはずです。
これまでのキャンプの様子はこちら⇒https://www.wakuwaku-village.com/event/socialeducation/716.html
新型コロナウイルスの影響で2020年、21年と宿泊のキャンプは実施できておりません。
今年の夏の状況はまだ見通しが持てませんが、2年振りの実施に向けて準備をしてまいります。
新型コロナウイルスの影響により事業の延期や中止が決まった場合は、ホームページ上でご案内すると共に、ご応募いただいた方には改めて連絡をいたします。
お申込み
5月1日(日)~6月13日(月)【当日消印有効】
※往復ハガキにてお申し込みください。
開催報告
1日目
集合時間となり、続々と参加者の皆さんが集まってきました。
初めて合う仲間、初めて会うリーダー、これから始まるキャンプへの期待と不安が入り混じり、緊張している様子が見られました。
全員が受付を済ませると、研修室に移動し中高生を対象としたYOUTH CAMPと合同で「開村式」を行いました。
開村式では、リーダーの自己紹介やキャンプディレクターからのお話があり、最後に「いってきまーす!!」と元気よく挨拶をし、キャンプがスタートしました。
開村式の後は全員でレクリエーションを行いました。
じゃんけんを使ったゲームや二人組でやるゲーム、名前を覚えるゲームなどで徐々に緊張をほぐしながら、最後は似顔絵をグループで協力して完成させるゲームを行いました。
個性豊かな似顔絵が完成し発表の時には一番の盛り上がりを見せていました。
全員で遊んだ後は、4日間を通して歌う「キャンプソング」の紹介があり、グループごとに昼食の時間となりました。昼食を食べ終えると、次のプログラムの時間までは、グループで過ごす「グループタイム」の時間です。
グループタイムでは、キャンプネームを決めたりグループの名前を決めたり、名札を作ったりと4日間を共に過ごすグループの仲を深めていきました。
その後、おやつを食べて元気になったところで「テント設営」を行いました。
テントは1人では建てることが出来ないものですので、グループリーダーを中心として協力して1つのテントを設営する姿も見られました。
無事にテント設営が終わると、レストランで夕食の時間となりました。
キャンプには「おはよう係」「食事係」など、キャンプを気持ちよく過ごすための係りがあります。
初日の夕食も、食事係に立候補してくれたグループが、全員分の食事を配膳してくれました。
夕食を終えると、大浴場で入浴をして、グループ対抗のレクリエーションを行ってから「振り返り」の時間となりました。
今年のキャンプでは、日記を書く個人的な振り返りに加えて、最終日に向けて1枚の大きな旗を完成させるというグループ全体の振り返りの時間を設けました。
その後、テントでの就寝を予定していましたが夜中に雷雲が通過する予報が出ていたため、寝袋等を移動して館内の各施設に避難しての宿泊となりました。
2日目
キャンプ最初の朝は「おはよう係」の子どもたちがみんなを起こし「朝の集い」を行いました。
朝の集いとは、まだ眠っている頭と体を起こしリーダーやディレクターからのお話を聞く時間で、1日を元気に過ごすにあたってとても大事な時間です。
プログラムリーダーが考えたオリジナルの体操で頭と体をすっきり目覚めさせました。
朝の集いの後は、朝食の「パックドック」を作りました。
朝食後は、みんなが楽しみにしていた「川遊び」の予定でしたが、雨の影響で川が増水していたことと雨の予報が出ていたため、中止となってしまいましたので午前中は「染めもの体験」をしました。
今回のキャンプでは、グループごとに「赤・青・黄・緑・オレンジ・紫」とグループの色が決まっていたので「絞り染め」という技法を使って、それぞれのグループカラーに手ぬぐいを染めました。
完成した作品を広げてみると、とてもきれいな模様がついていて大満足の出来上がりとなりました。
グループの全員で同じカラーのものを作ったことで、ぐっとグループの仲間意識が高まる時間となりました。
その後、グループタイムで楽しく過ごし、昼食を食べた後は夜ご飯のカレーライスのスペシャルトッピングを決めるグループリーダー対決の時間となりました。
この時間は、グループリーダーが「ストップウォッチを10秒で止める」「缶を高く積み上げる」「グループリーダーが描いた絵を当てる」ゲームなどで対決しました。
グループのために頑張るグループリーダー、頑張れーと声をかけ続けるメンバー、誰もが一生懸命になっている姿が印象的な時間となりました。
白熱した対決のあとは、おやつのスイカを食べながら少し休憩をして、夜ご飯のカレーライス作りの時間です。
予定では、野外で作ることになっていたのですが、雨風が強くなっており、外で調理を行うには危険であると判断し、調理室でカレーを作りました。
グループごとにトッピングが違うので、どのグループも個性が出ていて、自分たちで作ったカレーを何度もおかわりしている姿が見られました。
たくさんカレーを食べた後は、初日と同様に、入浴、レクリエーション、振り返りの流れで、台風の影響を考慮し館内での就寝となりました。
3日目
3日目の朝もおはよう係りの子どもたちがみんなを起こしてから、朝の集いを行いました。
朝の集いが終わると、レストランに移動しバイキング形式の朝食をとりました。
バイキングだと好きな物ばかり取りがちですが、野菜もしっかりと食べるように声をかけたり苦手な物でも一口食べてみようよと声をかけたりすることでバランスの良い朝食をとることが出来ました。
朝食後は、台風一過で天気が良かったため、野外で「焼き板作り」を行いました。
自分たちで火をおこして、杉の板を焼くために、薪割りから作業が始まりました。
初めて薪割りに挑戦するメンバーがほとんどでしたが、プログラムリーダーの注意事項をよく聞いて、安全に作業を進めることができました。
直火で真っ黒に焼いた板をブラシで磨いていくと、とってもきれいな木目が出てきて、思い思いの絵を描いて素敵な作品が完成しました。
昼食は調理室で「おにぎらず」を作りました。簡単な調理ではありましたが、具材のチーズ・おかか・ハム・鮭フレークを入れる順番などを話すなど、賑やかな昼食の時間となりました。
その後、テントサイトに移動し水遊びの時間となりました。
水遊びを楽しんだあとは、かき氷を食べてグループタイムをとり、レストランでの夕食となりました。
夕食後は、全員が楽しみにしていた「キャンプファイヤー」の時間です。
呪文を唱えて、火の神様を呼び、大きな火がともると、グループの垣根を越えてたくさんのゲームを行い、キャンプ最後の夜を楽しみました。
キャンプファイヤーも終わりに近づくと徐々に火も小さくなり、少し寂しさを感じる時間ともなりました。
終了後は、お風呂に入り、初めてテントで宿泊をすることが出来ました。
館内の施設に比べると、空調もなく、決して寝やすいわけではありませんでしたが、ようやくテント泊が体験できると喜んでいる姿が見られました。
最後の夜を惜しむように就寝時間を過ぎても友達と話す声が聞こえていましたが、やがて静かになりキャンプ3日目を終えました。
4日目
キャンプ最終日の朝も、おはよう係が皆を起こし朝の集いを行いレストランでバイキング形式の朝食を食べました。
朝食をしっかりと食べた後は、荷物整理をし寝袋などの備品を片付け、テント撤収を行いました。
暑い中でしたが最後までしっかりと片づけを行っている姿が見られました。
片づけが終わった後は、グループタイムで思い思いの時間を過ごし、レストランで最後の食事となりました。
4日目となると、何事も「キャンプ最後の」という思いがあり、残された時間を惜しむように昼食を楽しんでいました。
昼食を終えるとグループごとに旗を完成させる時間となりました。
これまでの出来事を振り返り、挑戦したこと・楽しかったこと・一番思い出に残っていることなどを書き記し、どのグループも個性豊かで素敵な旗が出来上がりました。
旗を完成させた後は、そのまま閉村式へと移りました。閉村式では、グループごとに旗の発表や3泊4日のキャンプを無事に終えることができた証である「キャンパーの証」の授与があり、最後はまた会いましょうという願いを込めて、「またね!!」と元気よく挨拶をして、3泊4日のわくわくの森キャンプを終えました。