3月の中旬ということで、まだ寒い日も多かったのですが、キャンプ当日の2日間はとても暖かい気候に恵まれました。

朝、集合をしてきた子どもたちは少し緊張をしている様子が見られました。

新型コロナウィルス感染拡大防止措置により、宿泊を伴うイベントがほとんどなくなり、そういった経験をしたことがある子どもたちが少ないことも影響していると感じました。。

高尾の森わくわくビレッジも宿泊イベントの中止が続いていて、「僕たちのキャンプ」も3年間の中止を経て久々の開催となりました。

僕たちのキャンプの特徴は、色々なイベントをスタッフと一緒に運営している大学生を中心としたリーダーの他に中学生、高校生のJr.リーダー（ジュニアリーダー）がいることです。

開村式を終えた後は、自己紹介等の短いグループタイムを経て、全体でレクリエーションを行いました。

レクリエーションンの進行もリーダーではなく、Jr,リーダーが行い、ジャンケンを使った遊びや連想ゲームのようなゲームをしました。

Jr.リーダーだからといって、ゲームの盛り上がりが足りないかと言うと、全くそんなことは無く子どもたちは大盛り上がりでこの時間を過ごしていました。

午後も、Jr,リーダーによる趣向を凝らしたレクリエーションをして過ごしました。

グループの仲間と協力するゲームやリーダーにスポットを当てたゲームをして過ごしていくうちに、初めて会ったグループの仲間と少しずつ知り合っていきました。

僕たちのキャンプはキャンプといってもテントに宿泊するわけではなく、宿泊室に泊まるキャンキャンプです。

グループごとに二段ベッドが４つある宿泊室入り、荷物整理をしたりベッドメイクをしたりしました。

敷布団にシーツをつけたり、布団に掛布団カバーをする作業を始めて行う子どもたちも多く、悪戦苦闘している様子も見られましたが、皆しっかりと自分の布団の準備をすることができていました。

夕食をレストランで食べた後は、Jr.リーダーによるキャンプファイヤーをやりました。

初めてのキャンプファイヤーという子どもたちも多く、歌や踊り、ゲームを本当に楽しんでいる姿が印象的でした。

2日目も暖かい1日でしたが、朝は少し肌寒く〝朝のつどい"として原っぱで体操で体を動かし、眠さと寒さを吹き飛ばすところから1日が始まりました。

朝食の後はグループごとに部屋の片づけを行いました。

きっと時間がかかるだろうなと、予想していたのですが、皆思っていたよりもテキパキと部屋の片づけや布団たたみを行っていて、少し驚きました。

2日目のお昼は野外炊さんで作るカレーライスです。

子どもたちは皆、Jr.リーダーによる「薪割り」「火起こし」「調理」の説明をしっかり聞いていて、危険も伴う作業ではありましたが、大きな怪我をすることもなく調理を進めることができていました。

今回のカレーライスはどのグループも上手にできていて、特にカレーに関しては野菜の火の通り方も抜群でとても美味しいものになっていました。

最後はJr.リーダーの司会進行による閉村式でキャンプを終えていきました。

2日間はあっという間に過ぎてしまいました。

また、キャンプで逢える日を楽しみにしています。