イベント
わくわくの森YOUTH CAMP
開催日 | 8月9日(金)~12日(月) |
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対象 | 中学生・高校生 |
参加費 | 17,270円(税込) |
定員 | 20名 |
「わくわくの森 YOUTH CAMP」は中高生を対象とした3泊4日間のキャンプです。
テントでの生活を中心に、野外炊さんやキャンプファイヤー、川遊びなど、日常生活ではなかなかできない体験をします。
― キャンプの魅力はプログラムの体験だけではありません ―
キャンプで出会った同世代の仲間や、わくわくビレッジのボランティアリーダーたちと、3泊4日の間、じっくりと過ごすことが "わくわくの森 YOUTH CAMP" の大きな魅力の一つでもあります。
参加者は(応募者多数の場合)抽選となるため、ほとんどの参加者が誰も知らない状態で参加することになります。
誰も知らない中でキャンプに参加するということは、とても勇気がいることです。
そんな中で参加するキャンプだからこそ、学校生活とは異なった仲間と出逢いがあり、
学校とは違う新たな世界が広がるきっかけにもなるのだと思います。
この夏、わくわくビレッジで新たな仲間や新しい自分に出逢ってみませんか?
一以前のキャンプの様子はコチラ↓
わくわくの森YOUTH CAMP | イベント | 高尾の森わくわくビレッジ (wakuwaku-village.com)
お申込み
往復ハガキ
※応募者多数の場合は抽選
開催報告
1日目
例年の猛暑は今年も続いており、とても暑い環境でのキャンプ開催となりました。
今回の参加者メンバー(参加者)は、初めてわくわくビレッジのイベントに参加する方もいれば、昨年度参加された方、数年ぶりに参加された方など、参加状況は様々でした。
特に初めてYOUTH CAMPに参加したメンバーたちには、緊張した面持ちが見られ、開村式の後の生活のグループごとのグループタイムでは、まだまだ積極的に関われない様子も見受けられました。
一番初めに全員で過ごしたレクリエーションの時間を通じて、ぎこちなさはありつつも同じグループのメンバー同士少しずつコミュニケーションを取っている様子が見られました。
昼食でグループごとにお弁当を食べた後はグループだけで過ごす時間を持ちました。当日の暑さもあり、この時間は全てのグループが館内の涼しい場所で過ごしていました。
夕方から雨の予報が出ていましたが、雨雲がやってくる前にテント設営を行いました。
テントはとても大きく、わくわくビレッジの通常のテントの倍の大きさでしたが、ほとんどの備品が連結されており、グループで息を合わせてすぐに建てることができました。
テントが建った後の、フライ(屋根)の設置や、地面に固定するためのペグ打ちなどの時間を含めても1時間弱で完成させることができました。全てのグループがテント設営を終えた後に予報通り雨が降ってきました。
夕食をレストランで食べた後は、最後の夜に行うLNFP(Last Night Fire Party)で各グループが行う出し物のテーマを決めたりして過ごしました。
2日目
雨は止み、快晴でとても暑い気候の中で2日目は始まりました。
朝食をろんたん(レストラン)でバイキングを食べた後は、大型バスで「夕焼け小焼けふれあいの里」の中にある川へ向けて出発をしました。
バスは15分ほどの乗車時間でしたが、ずっとゲームやキャンプソングを歌うなどして過ごしていたので、体感的にはあっという間に到着をした印象です。
川では、グループのメンバーだけでなく、他のグループやリーダーに水をかけて楽しんでいました。
とても暑い日ではありましたが、川の水はとても冷たく、ずっと入っていると寒くなるほどでした。
みんなが寒くなりすぎる前には、切り上げましたが、夏でも川は冷たいという自然の凄さを感じたり、他のグループのメンバーの存在を感じたりすることができた時間となりました。
わくわくビレッジに戻り、濡れた服を干したりした後、ろんたんでお昼ご飯をたべました。
午後はチョイスプログラムを行いました。
チョイスプログラムは個人個人が好きなプログラムを選べる時間です。今回は「水遊び」「おやつ作り」「カードゲーム」「モルック」の4つのプログラムがありました。
「水遊び」は、川遊びでさんざん水遊びをした後にも関わらず一番多くのメンバーが集まりました。
水鉄砲や水風船で水をかけ合ったり、水のバケツリーレーをするなどで、全身ずぶぬれになりながら楽しんでいました。
「おやつ作り」は、館内の調理室で見栄えを意識した白玉団子作りをしました。白玉粉にかき氷シロップを混ぜてカラフルな白玉団子に色とりどりのゼリーを加えて、トロピカルなおやつを作り、仕上げにサイダーを噴射させて完成です。サイダーは不発に終わりましたが、綺麗で美味しいおやつとなりました。
「カードゲーム」は市販のカードゲームで楽しもうというコーナーです。最初はババ抜きから初めて、「ワードバスケット」や「ワードスナイパー」など色々なゲームで楽しみましたが、一番盛り上がったのは「はぁって言うゲームです。簡単に説明するとお題にお合わせた演技をして当てるゲームです。うまくいっても、いかなくても、お互いの演技で笑い合っている姿が印象的でした。
「モルック」は、筒状になった木を並べて、そこに木を投げて得点を競い合うゲームです。野外での実施だったので暑い中ではありましたが、日陰を選びつつのんびりとした良い雰囲気でプレイをしていました。
どのプログラムでも、グループの垣根をこえた交流が生まれていて、少しずつではありますが交流の輪が広がっていった時間にもなりました。
その後、チョイスの体制から、生活のグループに戻り野外でカレーライス作りを行いました。
キャンプ2日目になるとグループのチームワークも向上していて、薪割りやカマド作り、調理など様々な作業を自然に役割分担して取り組んでいました。
作っている最中も、近くには他のグループのカマドや調理台があるので、作業をしながら色々なメンバーと話すなどして交流する姿が見られました。
食事の時は机を繋げて大きな食卓を作り、他のグループのカレーも食べ比べしながら楽しみました。
3日目
テントサイトで体操をして体を動かして1日が始まりました。
3日目は午後のおやつの時間まで生活グループではなく、新たに男女混合のミックスグループを作り過すごしました。
はじめはミックスグループ対抗で、レクリエーションを行いました。
この時に初めて交流するメンバー同士もいたため、初めはグループ内に緊張した様子が見られましたが、メンバーで協力をするゲームをいくつか行う中で、次第に笑いがたくさん生まれる時間となりました。
午後は真っ白な手ぬぐいを自由に染める「絞り染め」を行いました。
一人一人の個人作業ではあるものの、関係性ができたグループの仲間たちと、どのような模様をつけるのか、どんな色の組み合わせにするのかなどを相談しながら作業をすすめていたのが印象的です。
出来上がった、作品はどれも個性的でとてもキレイに仕上がっていました。
LNFPの出し物の練習をしているグループや、準備が終わって遊んでいるグループなど過ごし方はまちまちでした。
夕食をろんたんで食べた後は、いよいよLNFPです。
テーマは「☆」や「□」など記号になっていて、各グループなんとかそのテーマにそった出し物を考えて、披露をしてくれました。
出し物はクイズやゲームなどグループごとに様々でした。
キャンプファイヤーは共に過ごした仲間たちと楽しむものです。
3日間をともに過ごした仲間たちとの関係性や想い出があり、LNFPをより楽しい雰囲気にしていて、最後の夜にふさわしいとても想い出深い時間となりました。
4日目
朝食後はキャンプ最終日ということでテントや身の回りの物などの片づけをしました。
暑い中での作業ではあったので、休憩をとりながら1日目に建てたテントを解体したり、寝袋を干したりして徐々にキャンプの終わりが近づいているのを感じる時間ともなりました。
片付けが終わったグループからグループごとに過ごしていましたが、最終的には全グループが多目的室1という部屋に集まり、生活グループだけで過ごすわけでもなく、話したいメンバー同士集まって各々のスタイルで過ごしていました。
グループや男女、学年を超えた関係性作りは目指していた姿ではありましたので、メンバーたちが4日間で様々な交流をしていたことを感じることができました。
最後に閉村式を行い、2024年度のYOUTH CAMPは終了しました。