３月１０日～１１日の１泊２日で、「僕たちのキャンプ～キャンプを楽しもう編～」を開催しました。

このキャンプは、わくわくビレッジのスタッフやボランティアリーダーだけでなく、中高生がジュニアリーダーとなって、スタッフやリーダーと一緒にキャンプの企画・準備から実施までを行うという特徴があります。

前日まで雨が降っており、天気が心配されましたが、当日は朝から陽射しも出て、比較的過しやすい気候の中、キャンプが始まりました。

集合時は、初めてキャンプに参加するメンバー（小学生の参加者）たちや、ジュニアリーダーとしてキャンプに関わる中高生たちにもどことなく緊張が見られました。

開村式を行った後は、グループごとに自己紹介などをして過ごし、その後キャンプのみんなで集まってレクリエーションを行いました。

ジャンケンを使ったゲーム、グループの仲間の名前を使ったゲーム、グループでリレーしながら動物の名前をたくさん書き出すゲームなど、約1時間盛りだくさんの内容で盛り上がり、最後にはキャンプソングを全員で歌いました。

初めて出会ったグループの仲間とも、プログラムを通して少しずつ打ち解けていく様子が見られました。

昼食はグループごとに分かれてお弁当を食べ、その後は各グループで遊ぶ時間となりました。

はらっぱが濡れていて外では遊べませんでしたが、教室の中でお互いに考えたクイズを出し合って楽しむグループや、グループ全員が考えた言葉を組み合わせて作った物語に笑い合って楽しむグループなど、グループごとに楽しむ様子がありました。

グループごとに遊んだ後は、再びキャンプのみんなで集まり、グループ対抗のゲーム大会を行いました。

背中に指で文字を書いたり、ジェスチャーを使ったりして伝える伝言ゲームや、じゃんけんに負ける毎に折りたたまれるシーツの上にグループ全員がどれだけのっていられるかを競うゲーム、キャンプソングを歌って踊りながら行う玉入れなど、グループごとに協力しながらも楽しんだり、結果に喜んだりする姿が多く見られました。

みんなで遊んだ後は、宿泊する部屋へ荷物を運び、シーツや枕カバーを取り付けて寝る準備を行いました。

その後、レストランで夕食を食べ、夜はみんなが楽しみにしていたキャンプファイヤーを行いました。

日中に比べ夜は少し寒く感じられましたが、火の女神がつけた火を囲み、ジュニアリーダーの司会のもと、ひっかけゲームや猛獣狩りゲーム、歌に合わせて踊ったり、キャンプソングを歌ったりと、キャンプ全員で盛り上がる時間となりました。

二日目の朝は、外に出て朝の集いを行いました。

朝の集いでは、ジュニアリーダーたちによるキャンプソングに合わせたオリジナル体操をして体を起こしたり、この「僕たちのキャンプ」で出会った友達との時間を大切にしようという話を聞いたりしました。

朝食を終え、荷物整理と部屋の片付けを行なった後は、野外炊さんでカレー作りを行いました。

カレー作りの前には、くじを引いてカレーのトッピングを決めました。それぞれのトッピングが決まると、ジュニアリーダーが丁寧に薪割りや火おこしの仕方を伝え、グループごとに調理を開始しました。

グループ内で役割を分担しながら、ジュニアリーダーに教わった通りに、どのグループも順調に調理を進めていました。

完成した４種類のカレーライスは、どれも美味しく仕上がっていて、他のグループのカレーも味見をしながら、ほとんどのメンバーがおかわりをしていました。

食べ終わると「カレーコンテスト」として、自分たちのグループ以外のカレーの中から美味しかったカレーに投票を行い、優勝したグループにはメダルが授与されました。

後片付けをした後は、最後のグループで過ごす時間となり、グループごとにはらっぱで遊ぶなど、思い思いのかたちで過ごしました。

最後にキャンプの全員で集まり、閉村式を行いました。

キャンプを無事に終えたみんなにはキャンパーの証が手渡されました。

１泊２日という短いキャンプではありましたが、僕たちのキャンプに参加した一人ひとりにとって、良い想い出となっていたのなら、ジュニアリーダー・リーダーはとても嬉しく思います。

また、わくわくビレッジで会える日を楽しみにしています。