イベント
わくわくの森キャンプ
開催日 | 8月10日(金)~13日(月) 3泊4日 |
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会場 | 高尾の森わくわくビレッジ |
対象 | 小学3年生~6年生 |
参加費 | 16,500円(税込) |
定員 | 30名 ※応募者多数の場合は抽選となります。 |
「テント宿泊」「野外炊さん」「キャンプファイヤー」「はじめて出会った仲間との集団生活」 など学校や家庭では、 なかなかできない活動をします。
キャンプ期間中は、キャンプの専門家やボランティアリーダーが 子どもたちと生活を共にして、
安全を確保しつつ、 子どもたちの体験をサポートします。
キャンプでの様々な経験や新たな出会いが、 子どもたちの成長のきっかけになるはずです。
昨年度の様子はこちら⇒http://www.wakuwaku-village.com/event/socialeducation/523.html
お申込み
6月1日(金)~7月2日(月)
※往復はがきにて申し込み
開催報告
8月10日~13日の3泊4日で「わくわくの森キャンプ」を開催いたしました。
(参加者35名 ボランティアリーダー14名 スタッフ3名 総勢52名のキャンプとなりました。)
1日目(8月10日)
集合時間となり、参加者の方々が続々と集まってきました。
まだまだ緊張した表情の中、YOUTHAMP(中高生)と合同の開村式の時間となり、いよいよ3泊4日のキャンプがはじまりました。
開村式が終わるとグループごとに分かれて、これから4日間ともに過ごすメンバーとの自己紹介の時間をとりました。
自己紹介が終わると全員で遊ぶ時間です。
じゃんけんを使ったゲームやグループのメンバーの名前を覚えるゲーム、グループで協力して似顔絵を完成させるゲームなどを行いました。
終わるころには、緊張していた表情もなくなり、笑顔があふれてキャンプ全体の雰囲気が明るくなりました。
全体で遊んだ後は、4日間を通して様々な場面で歌うことになる歌の紹介を行いました。
緊張がほぐれた後ですので、大きな声が室内に響き渡りました。
お昼を食べた後は、グループ毎に過ごすグループタイムです。
原っぱで思いっきり遊ぶグループや体育室でボールを使って遊ぶグループ、室内でクラフトをするグループなど
グループごとに思い思いの時間を過ごしました。
グループタイムが終わるとおやつを食べて、いよいよテント設営の時間となりました。
グループのメンバー全員が寝るテントのため、かなり大きなものですが全員で協力をしてしっかりと設営をすることができました。
テント設営が終わり、自分の荷物や寝袋・シーツを運びテント内を整理した後は、レストランで夕食の時間です。
キャンプ中は立候補で、食事の準備・片付けのグループが決まります。
1日目の夕食はレストランでしたので、担当のグループは、全員分の食事の配膳やお水を注ぐなど、
気持ちよく食事が出来るように準備を頑張りました。
おいしく夕食をいただいた後は、大浴場での入浴後テントで就寝をしました。
しかし、テントでの就寝後に雷雲が接近してきたため、1日目は館内でに就寝となりました。
2日目(8月11日)
昨日の雷の影響もなく、気持ちの良い青空の下で2日目がスタートしました。
起床後、原っぱに集まり眠っている体と頭を起こすため「朝の集い」を行いました。
リーダーが考えたオリジナルの体操やキャンプを過ごすにあたって参加者の皆に心がけてもらいたいことなどのお話を聞き
眠っていた体と頭をすっきりとさせることが出来ました。
朝の集いの後は、テントサイトで朝食の「パックドック」を作りました。
パンにソーセージ・レタス・チーズをはさみ、アルミホイルでくるんだら、空の牛乳パックに火をつけ、燃えきったら出来上がりという
とても簡単な作り方ですが、気持ちの良い青空の下での食事のためいつもよりおいしく感じたのではないでしょうか。
朝食後は、バスに乗って川遊びへ向かいました。
楽しみにしていた川へ向かうということで、車内は賑やかな雰囲気でした。
川について、まずは体操をし注意事項を聞いた後、いよいよ川遊びの始まりです。
想像以上に川の水は冷たく、最初はなかなか入れない子もいましたが、一度水の冷たさに慣れてしまってからは、
グループのメンバーと水をかけあったり、全員でリーダーに水をかけたりとあっという間の川遊びの時間でした。
川遊び後、お弁当を食べわくわくビレッジに戻ってきました。
到着後はおやつを食べながら休憩をし、グループの旗を作りました。
グループ名とメンバー全員の手形を押したので、グループ毎に特徴があり素敵な旗が完成しました。
その後、野外炊さん場にて夕食(カレー)作りの予定でしたが、
昨日の夜同様に雷雨となりましたので、調理室にてカレーを作りました。
薪を使用しての調理が出来なかったものの、包丁を使ったり飯ごうでご飯を炊いたりとグループごとに協力をして
おいしいカレーを作ることが出来ました。
夕食後は、大浴場での入浴後を済ませテントサイトへ移動しました。
1日目と同様に雷が心配されましたが、無事にテントで就寝することができました。
3日目(8月12日)
起床後、2日目と同様に「朝の集い」を行ないました。
3日目は体育室にて「YOUTHCAMP(中高生)」と合同での実施となり、お兄さんお姉さんと一緒に体を動かしながらの交流を行い、
「わくわくの森キャンプ」「わくわくの森YOUTHCAMP」の一体感が生まれた時間となりました。
朝の集いが終わると朝食の時間ですが、3日目はろんたんでバイキング形式の朝食をとりました。
好きなものだけをとることなく野菜もしっかりと食べていて、バランスの良い朝食となりました。
3日目は、朝食後から夕食前までグループごとに協力をしながら達成をしていくミッション形式のプログラムを実施しました。
最初は、昼食のつけ麺用の「竹の器」を作るミッションでした。
隠されている竹をグループごとに見つけにいき、ノコギリを使って器を切り出し、ヤスリをかけて最後に色をつけて器を完成させました。
中にはとても太い竹もあり切るのに苦戦しているグループもありましたが、
全員の体重をかけて押さえるなどと協力している姿が見られ、素晴らしい竹の器を作ることができました。
器が完成した後はつけ麺を作りました。
ここでのミッションは、つけ麺のスープを作ることでした。
ラーメンスープに中華だしを少しずつ加えながら、グループごとにオリジナルのスープを作ることができました。
昼食後は、おやつの場所を探し当てる最後のミッションに挑みました。
最後のミッションは自分のグループだけではなく、他の全グループと協力をしなければならないものもありましたが、
3日目ということもあり、積極的に交流を図っている姿が見られました。
時間内に全員がフラフープをくぐり抜ける、館内に隠れているリーダーを見つけ質問に答えてもらう、グループ全員で集合写真を撮る、
替え歌を作るなどたくさんのお題がありましたが、
無事に全グループが正解し、おやつの待っている部屋へとたどりつくことが出来ました。
おやつを食べながら休憩をし、作ってきた替え歌をグループごとに披露して全てのミッションを終えました。
これまでグループ中心の活動が多かったため、キャンプのメンバー全員のと交流が図れ、一体感の生まれた時間となりました。
ミッション終了後は、レストランにて夕食を済ませ全員が楽しみにしていたキャンプファイヤーの時間となりました。
天候が心配されましたが、みんなの願いが通じ予定してたプログラムを全て実施することが出来ました。
昼間とは全く違う雰囲気の中でみんなと歌を歌ったり踊ったりとキャンプ最後の夜を全力で楽しみました。
キャンプファイヤー終了後は、入浴を済ませテントでの就寝を予定していましたが、
1日目と同様に雷雲が接近していたため、館内での就寝となりました。
最後の夜なので、就寝時間を過ぎても少しだけ話し声が聞こえていましたが、やがて静かになり3日目が終わりました。
4日目(8月13日)
最終日となった4日目も「朝の集い」からスタートしました。
4日目ですが、子ども達は疲れも見せず元気いっぱい体操を行いました。
最終日の朝食もレストランにてバイキングでした。
1日を元気いっぱい過ごすため、たくさんおかわりに行く姿が見られました。
朝食後、各自の荷物を整理し、テントを撤収する予定でしたが
昨夜の雨の影響で濡れていたため、寝袋やシーツなどの備品類のみの片づけを行いました。
備品撤収後は野外炊さん場で昼食作りを行いました。
4日目の昼食は「ハンバーガー」です。
ハンバーガーを作るためにカマドに火を起こさなければいけないのですが、そのためには薪割りの作業をしなくてはいけません。
リーダーから安全に割るやり方を教わり、ナタを使って薪割りを行いました。
初めての経験に戸惑いが見られる子ども達もいましたが、リーダーと共に安全に作業をすることが出来ました。
割った薪を使い、カマドに火をつけ、ハンバーガーを作りました。
なかなかハンバーガーを自分で作ることはないため、出来上がったハンバーガーを大きな口をあけておいしそうに食べていました。
昼食後に炊さん場で最後のおやつの「かき氷」を食べる予定でしたが、突然の雷雨により館内に非難したため食べる事が出来ませんでした。
その分、室内ではありますがグループタイムの時間が長くなり、
キャンプで思い残すことがないように思いっきり体を動かしたり、ミサンガやプラ板などで仲間との思い出を作ったりと
残り少ない時間をそれぞれのグループごとに過ごすことが出来ました。
4日間のキャンプもあっという間に終わりの時間を向かえました。
閉村式では、キャンプディレクターから4日間頑張った全員に「キャンパーの証」が渡されました。
開村式での緊張気味の表情とは違い、充実感に満ち溢れた表情で証を受け取る姿はとても頼もしく感じました。
初めての場所、初めて会う友達、初めての1人でのお泊り、初めてのテント泊、3泊4日の中でたくさんの「初めて」があったと思います。
不安や戸惑い、上手くいかないこともあったかと思います。
でもそんな時、周りには多くの仲間がいました。仲間とともに過ごした4日間は参加したみなさんにとって大きな自信となったのではないでしょうか。
たった4日間ですが、日常生活を離れ多くのことを感じるきっかけとなったと思います。
このキャンプを通して得たものがこれからの生活につながっていくことを願っています。
ご参加いただいた皆様ありがとうございました。
また逢える事を楽しみにしています!!