イベント

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わくわくの森YOUTH CAMP

わくわくの森YOUTH CAMP

開催日 8月10日(金)~13日(月) 3泊4日
会場 高尾の森わくわくビレッジ
対象 中学生・高校生
参加費 16,500円(税込)
定員 20名
※応募者多数の場合は抽選となります。

「わくわくの森YOUTH CAMP」は中高生を対象とした3泊4日間のキャンプです。


テントでの生活を中心に、野外炊さんやキャンプファイヤー、川遊びなど、
日常生活ではなかなか体験できないことをします。


― キャンプの魅力は様々な体験だけではありません ―

キャンプで出会った同世代の仲間や、わくわくビレッジのボランティアリーダーたちと、
3泊4日の間、じっくりと過ごすことが "わくわくの森 YOUTH CAMP" の大きな魅力の一つでもあります。

参加者は(応募者多数の場合)抽選となるため、ほとんどの方が誰も知らない状態で参加することになります。
誰も知らない中でキャンプに参加するということはとても勇気がいることです。

しかし、そんな中でキャンプをするからこそ、学校生活とは異なった仲間と出逢い、
学校とは違う新たな世界が広がるきっかけとなるかもしれません。


この夏、わくわくビレッジで新たな仲間と出逢ってみませんか?

昨年度の様子はコチラ⇒http://www.wakuwaku-village.com/event/socialeducation/524.html

お申込み

6月1日(金)~7月2日(月)
※往復はがきにて申し込み

詳細情報はこちら(PDFファイル)

開催報告

8月10日~13日の3泊4日で「わくわくの森 YOUTH CAMP」が開催されました。
中学1年生~高校2年生の男女22名、ボランティアリーダー8名、スタッフ・看護師3名の合計33名でのキャンプとなりました。

【1日目】
集合時刻になると、参加者が続々と集まってきました。受付では、初めて会う仲間やリーダーに緊張した様子や不安な表情も見られました。
その後、小学生対象の「わくわくの森キャンプ」と合同で開村式を行い、グループごとに自己紹介などをして過ごしましたが、まだまだ緊張した様子もあり、会話の中でも少しぎこちなさが見られました。

その後はキャンプ全員で一つの部屋に集まり、レクリエーションを行いました。
2.JPGじゃんけんを使った簡単なゲームや、グループで輪になって行うゲームなど、グループの仲間と一緒になって掛け声をかけたり、笑い合ったりするうちに、少しずつグループ内でのコミュニケーションも増えていき、キャンプ全体の雰囲気も解れ、笑顔が多く見られるようになりました。
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その後グループごとにお弁当を食べた後は、全体で集まりグループ対抗のゲーム大会を行いました。
難易度の高いクイズや新聞紙で作ったタワーの高さを競うなど、多くのお題に挑戦しました。

6 (2).JPGそれぞれのお題に挑戦する中で、グループの仲間と知恵を出し合って解答したり、相談しながら協力して作り上げたり、顔を近づけて作戦を立てたり、他のメンバーを応援したりと、どのグループも白熱し、それぞれの結果に盛り上がる様子がありました。

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おやつにスイカを食べ、その後グループごとに宿泊するテントの設営を行いました。

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夕食後はグループごとに部屋に分かれて過ごしました。
室内で行える範囲でルールを考えながら身体を動かして遊んだり、福笑いやトランプなどをしながら会話を楽しんだりと、グループそれぞれ思い思いに過ごしていました。

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集合時に比べ、どのグループも仲間一人ひとりのことを少し深く知ることが出来たり、一人ひとりの距離も徐々に縮まったりといった様子が見られました。


【2日目】
起床後、朝の集いでは、体操をして身体を動かし、リーダーからのお話を聞きました。

11.JPG12.JPGその後朝食を食べ、楽しみにしていた川遊びへと出発しました。グループごとにバスへと乗り込み、道中はバス内で出来るゲームをして過ごしました。
「夕やけ小やけふれあいの里」に到着すると、着替え用のテントをグループごとに立て、準備体操をしてから、いよいよ川へと向かいました。

13.JPG日差しの強い中でも、川の水はとても冷たく、初めは恐る恐る足を入れている様子でしたが、次第に水温に慣れると、グループ関係なく水をかけ合ったり、リーダーに集中攻撃をして笑い合ったりと、全員がずぶ濡れになりながら、声を上げて楽しんでいました。

15.JPG思い切り楽しんだからか、帰りのバスでは少し遊び疲れたような様子も見られました。


川から戻り、昼食を食べた後は、チョイスプログラムの時間でした。
①「キャンドル作り」②「水遊び」③「おやつピザ作り」の中から一人ひとりがプログラムを選び参加しました。

「キャンドル作り」では、紙コップの中に、好きな色のクレヨンを削って入れ、溶かしたろうを注いで作る作業の中で、それぞれ楽しむ様子が見られました。一つ一つの工程に苦戦する様子もありましたが、イメージに合わせた色選びや、一緒に作る仲間との会話に盛り上がっており、完成したキャンドルはどれも素敵なものでした。

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「水遊び」は、あいにくの雷予報のため、急遽室内プログラムへ変更となり、「巨大すごろく」を2チームに分かれて行いました。マス目やお題を考えるところからチームごとに行い、最後は出来上がったマス目の描かれた用紙をつなぎ合わせて、実際にすごろくを2チーム対抗で楽しみました。
止まったマス目のお題の中には「キャンプソングを歌う」や「変顔をする」など、少し恥ずかしいような内容も含まれており、勝敗以外の部分で盛り上がる姿が見られました。

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「おやつピザ作り」は調理室で行いました。餃子の皮を生地として使い、トッピングも様々な具材が用意されていました。2グループに分かれ、「お弁当」というテーマに合わせて調理を行いました。どんな具材を使うか、彩りなども工夫をしながら、グループごとに相談し、調理する姿がありました。最後にはそれぞれのアピールポイントを発表し、全員で出来上がったピザを美味しく食べていました。

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夕食には野外炊爨でカレーを作りました。
火を起こすかまどもグループごとに作り、薪割りや調理、火の管理などグループの中で役割分担を行いながら作っていました。

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くじによって決まったトッピングを使って、それぞれのグループのオリジナルカレーが出来上がりました。

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準備が終わると全員でひとつのテーブルを囲み、出来上がったそれぞれのカレーを食べ合いました。最後には、どのグループのカレーが一番美味しく出来ていたか投票し、1位のカレーを決める「カレーコンテスト」も行い、発表の瞬間はとても盛り上がっていました。

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その後デザートにかき氷を食べましたが、その途中でチョイスプログラムでキャンドル作りを選んだメンバーの作ったキャンドルに火を灯しました。全員でキャンドルの火を囲み、明かりを消すと、雰囲気が変わり、素敵な時間となりました。

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【3日目】
小学生と合同の朝の集いの後は、キャンプ恒例の「パックドック」での朝食となりました。パックドックとは、ドックパンに具材を挟み、アルミホイルで包んで牛乳パックにつめ、そこに火をつけて周りの牛乳パックが燃え尽きる頃に、温かいホットドックが完成するというものです。初めて食べるというメンバーもいましたが、みんな美味しそうに食べていました。

26.JPGキャンプも3日目となり、グループ以外の仲間とも少しずつ関わりが持ててきているということで、この日はグループを解体し、男女混合のミックスグループを新たに3つ作って、その後はそのグループで過ごすこととなりました。

まずは、まだまだ話したこともないメンバーもグループ内にいるということで、新しい仲間を知れたり、緊張を解したりできるようなレクリエーションをして過ごしました。

27.JPG男女混ざったグループでの活動に、はじめは少し固い雰囲気もありましたが、次第にグループ内での会話や笑顔も増えていきました。

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少しグループに慣れてきたところで、調理室に移動し昼食作りとなりました。

それぞれミックスグループの仲間と一緒に作るのは「夏のどんぶり飯」ということで、まずは用意された具材をグループ間で争奪し合いました。その後決まった具材と味付けによって、それぞれ美味しそうなどんぶり飯と、スープが完成しました。

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グループ内で、どんなどんぶり飯とスープを作るか相談したり、役割を分担しながら調理を行ったりする中で、今まで見れなかった仲間の一面を知れたり、少し勇気を出して話しかけてみたりといった様子が多くみられました。全員で出来上がった昼食を食べ合いましたが、どのグループも美味しく出来上がっていたようでした。

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昼食後は、オリジナルうちわ&フォトフレームを作りました。

グループごとに分かれてテーブルを囲み、その上のトレーに入った水に6色のマーブリング液を垂らし、偶然出来上がった模様をうちわとフォトフレームに付けるというものです。

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一人ひとり違った模様や色合いになるので、自分の作品だけでなく仲間の出来上がりにも驚いた様子や歓声が上がっていました。
それぞれが素敵な作品を作り上げ、ミックスグループで過ごす時間はここまでとなりましたが、どのグループも短い時間で一人ひとりの距離が縮まったようでした。

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その後はそれまでの生活グループに戻り、夜のキャンプファイヤーで発表するグループの出し物を考える時間となりました。
事前に各グループにはテーマが決められていて、そのテーマに合った内容を熱心に考え相談し合って準備していました。

夕食後、全員で火を囲みキャンプファイヤーが始まりました。

それぞれの出し物は、自分たちで考えた劇や、全員を巻き込んだレクリエーションなど様々でしたが、どのグループも小道具や演出などいろいろな工夫が見られ、楽しいものばかりでした。自分たちの発表の番が来るのをそわそわして待つ様子もありましたが、他のグループの発表に、大笑いしたり、歓声を上げたり、大きな拍手を送ったりとキャンプ全体で盛り上がる時間となりました。

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【4日目】
最終日ということで、朝食後には荷物整理と寝袋などの片づけを行いました。

その後、昼食にはキャンプの全員でひとつになり、流しそうめんならぬ「流しラーメン」を行いました。

流し台の準備から自分たちで行い、まずは全員で竹にヤスリをかけて流し台をきれいにしました。大変な作業でしたが、声を掛けあいながらグループ関係なく協力する姿がありました。その後竹を組み合わせて流れるレーンを作りましたが、ここでも相談し合いながら協力し合う様子が見られました。

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麺が茹で上がると、それぞれ竹のレーンの好きな場所に座り、みんなで準備した流しラーメンを楽しみました。初日から過ごしてきた仲間と少しずつ距離を縮めてきた中での時間ということもあり、どのメンバー同士でも笑い合いながら一緒に楽しむ様子が見られ、キャンプ全体で一つのグループのような雰囲気が生まれていました。

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途中、雷の予報のため室内へと避難する場面がありましたが、体育館へ移動し全員で体を動かして最後のキャンプの時間を楽しんでいました。

その後はグループでの振り返りを行い、閉村式ではYOUTH CAMP全員でキャンプソングを歌い、解散となりました。


たった4日間という時間でしたが、グループやキャンプの仲間、リーダーとのたくさんの出逢いや、体験を通して、一人ひとりの中に、様々な感情や想いが生まれ、多くのことを感じる瞬間があったことと思います。
そして、この4日間が参加したメンバー一人ひとりにとって、かけがえのない時間となったのであればとても嬉しく思います。

また、高尾の森わくわくビレッジで逢えることを、リーダー・スタッフ一同楽しみにお待ちしています。

ご参加、ありがとうございました。


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