３月１７日（日）、キッズデイキャンプを開催いたしました。

春が近づいていることが感じられるようなぽかぽか陽気の中、集合時間が近づくと、子どもたちが受付へと集まってきました。

受付をした後は、それぞれのグループリーダーのところへと集まり、お話をするなどして過ごしていましたが、初めて参加する子どもたちも多く、少し緊張したような様子が見られました。

全員が集合したところで、開会式を行いました。

元気に挨拶した後は、ボランティアリーダーの紹介と、「わくわくキャンプのうた」というキャンプのテーマソングを紹介がありました。

その後、場所を移動してキャンプの全員で室内でのレクリエーションを行いました。

歌に合わせてリーダーがするおかしな動きを真似したり、リーダーの掛け声に合わせて決まったポーズをしたり、同じグループのお友達の名前を呼び合いながらリレーをしたりとキャンプのみんなで楽しみました。

はじめは緊張や不安な様子の見られたお友達も、グループの仲間と一緒に大笑いして、体を動かしながら楽しむうちに、少しずつ緊張がほぐれていったようでした。

レクリエーションを楽しんだ後は、野外炊爨場に移動し、みんなが楽しみにしていた「ちらし寿司作り」を行いました。

まずは、飯ごうを使ってご飯を炊くところから行いました。

リーダーと一緒に、お米を研ぎ、水の量を測ったら、火をつける作業です。

野外で行うため、もちろんガスではなく薪で火を起こします。

丸めた新聞紙の上にみんなで薪を置いていき、最後にマッチで火をつけました。

初めてマッチを使うというお友達もいましたが、どのグループも無事に火をつけることができました。

火がついた後も、火力を維持するために、火の様子を見ながらグループで協力して薪をくべていく姿がありました。

飯ごうのふたの振動がだんだんなくなってきたらご飯が炊けたサインです。

どのグループもタイミングをよく見ながら、美味しそうなごはんを炊くことができていました。

ご飯が炊けたら、一人ひとり自分のちらし寿司を作っていきます。

上手に炊けたごはんに、カラフルな材料を混ぜ込み、そのご飯を層になるようにカップに詰めていきました。

最後にカップを開けると、見た目も素敵な「ちらし寿司」ができあがりました。

みんな上手に作ることができ、豚汁と一緒に美味しくいただきました。

ご飯の後は、グループの仲間とそれぞれ自由に遊びました。

ドッチボールや鬼ごっこ、大縄跳び、紙ヒコーキ作りなど、グループのお友達同士でお話も楽しみながら、遊ぶ姿が見られました。

グループで自由に遊んだ後、またキャンプ全員で集まりグループ対抗のゲームに挑戦しました。

いくつかのゲームを行い、その順位によって４色の違った花びらを獲得する事ができるといったもので、どのグループもお友達と相談したり、作戦を考えたりしながらゲームに挑戦していました。

獲得した花びらを最後にみんなで貼り付けて、それぞれ素敵な木を完成させました。

４つのグループの木をバックに集合写真を撮って、解散の時間となりました。

閉会式では、一日楽しく過ごしたことを振り返り、みんなで覚えた「わくわくキャンプのうた」を元気よく歌って、解散となりました。

今回のキッズデイキャンプは、グループでの活動を中心に、「グループのお友達に話しかけてみよう！」というねらいのもと、プログラムを行ってまいりました。キャンプの事前にボランティアリーダーたちと準備をする中で、ねらいに沿ったプログラムの計画を行い、半日という時間の中で、子どもたち同士がどうしたらお互いに興味を持てるのかということを話し合いました。

１日という短い時間ではありましたが、普段の生活とは違った関わりがあったように思います。

初めて会うお友達やリーダーとの関わりの中で、少しでも一緒に遊んだ仲間に対して興味を持ったり、お話してみようと感じたりする瞬間があったのであれば嬉しく思います。

わくわくビレッジでは、これからも様々なイベントを企画してまいります。

ぜひHP等でチェックしていただけると幸いです。

また、わくわくビレッジで逢える日をボランティアリーダー・スタッフ一同、心よりお待ちしています。